缶蹴り
対象年齢:小学生3年くらいから
適正人数:6~12くらい
必要役職:なし
使用道具:空き缶1本
遊び方
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最初に鬼を決めます。大体1人ですが、2人でやってもいいでしょう。缶置き場を決めたら、鬼はそこで目をつぶり、大きな声で20数える間にみんなはどこか鬼に見えないところに隠れます。
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20数えたら、鬼はみんなを探し始めます。見つけたら缶のところへ行って、「○○ちゃんみっけ」と言って缶を踏みます。踏まれた人はアウトです。缶の近くでうだうだ座ってて下さい。
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隠れている人は、鬼がみんなを探しに缶を離れた時がチャンスです。鬼のスキを突いてアウトになる前に缶を蹴れれば、そのゲームは鬼の負けになります。
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歴史のある遊びだけに、裏技がいくつも伝承されています。例を挙げましょう。
裏技
(イ)背後霊
鬼が20数える間、ずっと缶の前に立っている技です。1人でやると呼ばれてアウトになる可能性があるので、2人以上でやるのが確実でしょう。
(ロ)獅子舞
冬場に、ジャンパーなどを顔の前にかざして誰だか分からせずに缶に向けて突進する技です。自分の上着でやるとすぐバレるので、人の上着を借りてやりましょう。前が見えないのでこけないように注意が必要です。
(ハ)討ち入り
参加者全員で打ち合わせておき、誰かの号令で一斉に缶めがけて特攻する技です。鬼は一度にたくさんの子どもに囲まれ、全員の名前を呼びきる前に蹴られてしまうことでしょう。
(ニ)二人羽織
突進する1人の後ろにぴったり重なってついていき、正体の分からないままに缶を蹴ってしまう技です。服でバレないように人の上着を借りるとよいでしょう。技名通りに二人羽織で行くと確実にこけるので注意。
※これらの裏技は、一回限りならギャグとして面白いですが、何度もやるものではありません。基本的にはフェアプレーでいきましょう。
※基本的に、子どもの名前を全員覚えていることが絶対条件です。NSが子どもの名前を覚えきる時期、また裏技の面白具合から言っても、冬の遊びと考えていいでしょう。